・カリウム【カリウムについて】細胞の正常な活動をサポート●ナトリウムとともに浸透圧の維持 体内に含まれるカリウムの量は体重の約0.2%でその多くは、細胞内に含まれ ています。 細胞外液に多い、ナトリウムと作用しあいながら、細胞の浸透圧を維持したり、 水分を保持したりしている。 ●酵素の働きをサポートする カリウムは、細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。 エネルギーの代謝をスムーズに行わせ、細胞が正常に活動する環境づくりを 行っています。 ●高血圧症の進行を抑える カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きが あることから、血圧を下げる作用があるとして高血圧予防に有効と考えられます。 【過剰に摂取すれば・・】 とり過ぎたとしても尿に排泄されるので、普通の食事で過剰症になることは ありあません。ただし、 腎臓の機能が低下して、尿の排泄が困難になると、高カリウム血症を起こす場合が あります。 【不足について・・・】 カリウムは野菜や芋などの植物性食品をはじめさまざまな食品に豊富に入っています 普通の食事をしてて欠乏することはありません。 しかし、下痢や嘔吐、あるいは利尿剤を長く服用し、カリウム排泄量が増えると 脱力感や食欲不振といった欠乏状態が現れる場合があります。 【カリウムとナトリウムのバランス】 高血圧を予防するには、カリウムを充分にとってナトリウムの排泄を促すとよいと 言われています。血圧を下げる効果が期待できるのは、カリウム1に対して ナトリウムを2以下にの摂取率にするとです。 塩分の濃い味噌汁ほど、カリウムが豊富な野菜や芋をたっぷり加え、具沢山の 汁にして飲むといいでしょう。 【とり方について】 「煮る」調理法によって30%ほど損失してしまいます。 煮る場合は煮汁ごと食べられるような料理にすればよいでしょう。 摂取量 成人男性 2000mg 成人女性 1600mg 食塩として摂取するナトリウムは、普通に食事をしていれば、不足どころか 過剰になりやすいです。ナトリウムと一緒にカリウムも排泄されてしまいmすので カリウムは幅広い食品に入っていますが不足しやすいミネラルなので、塩分控えめ、 かつ野菜や果物、海藻などをしっかりとりたいところです。 参考資料 栄養の基本がわかる図解辞典 ビタミンミネラルBOOK 健康ジュース 栄養のキホンが分かる本 |